稲盛財団の設立より30年を記念して、稲盛財団主催「松山バレエ団『新白鳥の湖 全幕』京都公演」を開催しました。これまで弊財団をご支援くださった皆様への感謝の気持ちと恩返しとして、8月16日(火)から18日(木)までの3日間に、合計で4800名(各日1600名)の方々を無料ご招待させていただきました。
予想をはるかに上回る7万名ものご応募が全国から集まり、これも弊財団へのご期待の表れと、嬉しくも厳粛に受け止めさせていただきました。
公演では河合尚市氏の指揮による大阪交響楽団の調べにのせ、森下洋子さんら日本を代表する70名のバレリーナが一糸乱れぬ群舞に、しなやかな舞で観客を魅了しました。目まぐるしく展開する豪華なステージに、出演者と観客が一体となる壮麗な舞台でした。
会場のロームシアター京都(京都市左京区)では、エントランスゲートから「新白鳥の湖」の世界一色に染まり、“公女オデット(白鳥)”“黒鳥オディール”の衣装が特別展示され、ご来場の皆様がそれぞれのポーズで記念撮影をされる姿がとても印象的でした。
会場では「バレエを観るのは初めてだけど、とてもきれいで感動しました」(小学生女子)、「日常を忘れて夢の世界にいるかのようなひとときを過ごせました」(60代男性)、「このような本物の芸術にふれる体験ができることはすばらしいと思う」(40代女性)、「バレエの衣装や舞台が豪華で、オーケストラの生演奏も素敵でした」(60代女性)、「新体操をならっていますが、ぜひバレエにも挑戦したいと思いました」(小学生女子)、「憧れの森下洋子さんのバレエを生で観ることができて本当に幸せ」(20代女性)などの声が寄せられました。
連日の猛暑にも関わらず、多くの方々にご来場いただきましたことに、あらためて感謝申し上げますとともに、今後も皆様に愛される財団を目指して活動してまいりますので、末永くご支援たまわりますよう、お願い申し上げます。