ハンブルク・バレエ団京都公演を特別協賛

稲盛財団は、世界的な振付家ジョン・ノイマイヤー氏率いる、独ハンブルク・バレエ団の2月17日(土)開催の京都公演「『京都賞』受賞者 ジョン・ノイマイヤー振付・演出 ハンブルク・バレエ団 ガラ公演<ジョン・ノイマイヤーの世界>」を特別協賛させていただきました。

このたびの特別協賛の対象は本公演のみならず、稲盛財団の社会啓発事業として、(1)ハンブルク・バレエ団による特別ワークショップ、(2)本番前日のランスルー見学機会も併せてご提供させていただきました。いずれの特別プログラムも、ノイマイヤー氏やバレエ団の温かいご理解なしには実現しなかったものです。

2月14日(水)に行われた特別ワークショップには、プロのバレエダンサーを志す中高生ら40名が抽選で選ばれ参加。講師はプリンシパル/副芸術監督のロイド・リギンズ氏。

レッスンは2時間。バレエ団専属のピアニストによる生演奏に合わせ、参加者たちはのびやかに体を動かしました。

「足は大地につけ、ウェストから上は空に」
「足は音楽、身体はメロディ」
「足を動かすときはウェストから」

リギンズ氏の身振り手振りを交えた指導に、参加者のまなざしは真剣そのもの。グループ別のレッスンでは、順番を待つ参加者も舞台袖で同じ身体表現の習得に励むなど、休むことなく一所懸命に取り組む姿がとても印象的でした。特別ワークショップには、ノイマイヤー氏とソリストの菅井円加さんがサプライズ参加。憧れのバレエダンサーを目のまえにすると、参加者からは思わず歓喜の声が湧きあがりました。

ノイマイヤー氏はこのたびの特別ワークショップについて、「2015年の京都賞が縁となり、若いバレエダンサーとの交流をこのような形で実現できた。つぎに京都を訪れるときには受講生の成長が楽しみ」と温かいコメントを寄せてくださいました。

2月16日(金)には、特別ワークショップにお申込みくださった中高生や、その所属バレエ教室の先生や生徒限定で、本公演に向けたランスルーにご招待させていただきました。

一連のプログラムや本公演にご参加くださった皆様に、あらためまして感謝申し上げます。

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