第35回(2019)京都賞記念講演会が11日、国立京都国際会館で開かれ、1000人の参加者が訪れました。
先端技術部門の化学者チン・W・タン博士、基礎科学部門の宇宙物理学者ジェームズ・ガン博士、思想・芸術部門の演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン氏が登壇。賞が贈られた業績にちなむエピソードや、研究や創作についての考え方にふれる場面もありました。
洛星高校2年生の奥野公三さんはムヌーシュキンさんの印象について、「60年代の人権獲得などの思想を芸術作品として昇華し、臆せず発信していく力強さが心に残りました」と話していました。