ケースウエスタンリザーブ大学(米国オハイオ州クリーブランド市)の「倫理と叡智のための稲盛国際センター」は、国際正義、人道法、人権運動のリーダーである、シルビア・アレハンドラ・フェルナンデス・デ・グルメンディ裁判官に 2020年度の稲盛倫理賞を授与することを決定しました。
フェルナンデス・デ・グルメンディ女史は、アルゼンチン外務省において、人権担当局長を務めた後、2010年に国際刑事裁判所(ICC: International Criminal Court)における中南米出身の裁判官として選出されました。2015年には、ICC の女性で初めての裁判所長にも任命され、2018年までその職を務めました。
稲盛倫理賞は、倫理の研究や活動を通して、模範的なリーダーシップを実践し、人類社会に重要かつ長期的な貢献をした個人に贈られます。今年度の授賞式および公開講演会は、9月10日、11日に米国オハイオ州クリーブランド市にて開催の予定です。
Photo: © ICC-CPI