インドの伝統打楽器タブラーの新たな音楽的可能性を切り開いたザーキル・フセイン博士を偲ぶ

第37回(2022)京都賞 思想・芸術部門受賞者のザーキル・フセイン博士が逝去されました。73歳でした。

ザーキル・フセイン博士はインドの伝統打楽器タブラーの奏者であり、世界中のさまざまなジャンルの音楽家と共演して、タブラーの新たな音楽的可能性を切り開いた功績により京都賞を受賞しました。

京都賞受賞後も精力的に演奏活動を行い、2023年にはギタリストのジョン・マクラフリンらとともに再結成したグループ、「シャクティ」の50周年ワールドツアーを敢行、さらに同グループ46年ぶりのスタジオアルバム『This Moment』も発表しました。2024年には、第66回グラミー賞で3部門の賞に輝きました。

謹んでお悔やみ申し上げます。

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