人の生き方を表す言葉に、太く短くや、蕎麦のように細く長く生きるなどがありますが、人生の太さ細さって何なのでしょうか。人が生きている間の個人差に目を向けると、元気さや、病気の罹りづらさといった身体の強さには個人差がありますが、この個人差が、死にどれくらい直接的に影響してくるのかは良く分かっていないと思います。個体死に対して直接的な関係を持つ「身体の丈夫さ・元気さ」を抽出し、これを制御することで、人生を太く長くできれば良いなと思っています。
本研究では、ストレス下での筋肉と脂肪組織の維持機構を手がかりとして、皆様の元気さアップを目指します。
生物・生命系領域