宮内 栄治 Eiji Miyauchi

群馬大学生体調節研究所准教授※助成決定当時

2025稲盛研究助成生物・生命系

採択テーマ
母体炎症による子の1型糖尿病増悪機序の解明
キーワード
研究概要
妊娠期の母体がウイルス感染を起こすと、生まれてくる子の腸内細菌の発達に影響し、1型糖尿病の発症リスクが高まる可能性があります。本研究では、母体の炎症が子の腸内環境や免疫系に及ぼす影響を詳しく解析し、糖尿病の発症を抑える新たな介入法を検討します。この研究を通じて、妊娠中の環境が子の健康に及ぼす影響を明らかにし、将来的な糖尿病予防につなげることを目指します。

助成を受けて

妊娠期の母体環境が子の健康に与える影響は、世代を超えて疾患リスクを左右する重要な要因です。本研究では、1型糖尿病の発症メカニズムを解明し、妊娠期からの介入による予防の可能性を探ります。基礎研究としての新たな知見を提供するとともに、次世代の健康維持に貢献できる研究を推進してまいります。

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