「挑戦的なプログラムに、10年かけてじっくりトライできる」。
「予想もしなかった現象に出会ったら、そのセレンディピティを愉しめる」。
「研究の内容ではなく人に助成するので『自由さ』がある」。
稲盛財団が今年スタートさせた新しい研究助成プログラム「InaRIS」。その特徴について、運営委員をつとめる京都大学の山中伸弥先生はこのように語っています。
InaRISは、採択されたフェローを10年間にわたって支援し、研究費として毎年1,000万円、総額1億円を助成します。2020年度の募集対象分野は「量子」。現在募集中で、7月31日まで申請を受けつけています。
「これまでの業績だけではなく、その人にどういうポテンシャルがあるかで選びます。たくさんの応募を期待しています」と山中先生は呼びかけています。中西重忠機構長のメッセージ動画も下記リンクのサイトで見られます。