- 採択テーマ
- イスラーム的価値をめぐる競合と合意の国際政治:イスラーム協力機構を舞台としたイラン外交の事例から
- キーワード
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- 研究概要
- 中東・イスラーム諸国が織りなす国際政治では、しばしば政治家が宗教的な言説を発信し、「イスラーム的価値」を打ち出すことがあります。それは各国の間で評価がなされ、合意が形成されることもあれば、政治的競合関係が発生することもあります。本研究は、この「イスラーム的価値」をめぐる政治的競合に着目し、その競合が各国体制の政治的正統性を高めるか否かを明らかにするものです。特に、中東・イスラーム諸国57か国が加盟する国際機構であるイスラーム協力機構(OIC)の場で繰り広げられるイラン外交に着目し、分析を行います。
助成を受けて
2025年度稲盛研究助成に採択していただき、大変嬉しく光栄なことに存じます。中東・イスラーム諸国が織りなす国際関係において宗教という要素がどのような作用を持つかについて探求を続けていますが、まだまだ解明されていないことが多い研究領域だと感じています。今後も一層、精進を続けていく所存でございます。