この度は稲盛研究助成に採択して頂き、誠にありがとうございます。私の研究が、脳の理解、AIの発展、そして脳とAIの融合に貢献できるように精進します。
私達は、空模様といった曖昧な情報から、雨が降るかを判断する。不確実な感覚情報から、脳はどのように行動を最適化するのか。本研究は、脳が事前知識と感覚情報を最適に統合し、行動を生成するかを調べた。頭部固定マウスの行動課題時に、マウスの行動選択を、信号検出理論や強化学習で解析した。その結果、マウスの行動の非最適性を発見した。
Akihiro Funamizu (2021) Integration of sensory evidence and reward expectation in mouse perceptual decision-making task with various sensory uncertainties. iScience 24(8), 102826. doi: 10.1016/j.isci.2021.102826
理工系領域