富山大学 附属病院講師※助成決定当時
2021稲盛研究助成生物・生命系
心拍数を最適化するという新しい試みです。
収縮能が低下した慢性心不全において最適な心拍数を計算する公式を考案した。血行動態に影響を与えることなく心拍数のみを低下させる新規治療薬イバブラジンを用いた際に、計算された理想心拍数に近い場合と、それ以上に低下させてしまった場合や心拍数の低下が不十分な場合の予後を比較した。その結果、イバブラジンを用いて理想心拍数に近づけた群において最も心血管イベントが低かった。
生物・生命系領域