久米 一規 Kazunori Kume

広島大学 大学院統合生命科学研究科准教授※助成決定当時

2021稲盛研究助成生物・生命系

採択テーマ
核と小胞体の間の膜輸送に方向性を生むメカニズムの解明
キーワード
研究概要
真核細胞は膜で覆われた複数のオルガネラを持ちます。中でも核は、ゲノムDNAの収納・保護および遺伝子発現のための高次構造を形成する場として重要なオルガネラです。ほとんどの真核生物は、ゲノムの機能を発揮するために、核のサイズ(大きさ)を厳密に制御しています。核サイズは細胞サイズに比例して変化することが知られていますが、その制御メカニズムは不明な点が多く、生物学における大きな謎の一つです。本研究ではその謎を解き明かすべく、核サイズ制御における核と小胞体間の膜輸送に着目し、二つのオルガネラ間の膜輸送に方向性を生むメカニズムの解明を目指します。

ひとこと

重要でオリジナリティの高い、厚みのある研究を展開していきたいです!がんばります!

領域が近い研究者を探す

生物・生命系領域