清水 智子 Tomoko Shimizu

慶應義塾大学 理工学部准教授※助成決定当時

2019稲盛研究助成理工系

採択テーマ
新機能材料の発見に向けてのマルチスケール走査型プローブ顕微鏡の開発
キーワード
研究概要
物質を構成する原子や分子を1つ1つ見ることのできる走査型プローブ顕微鏡という装置があります。この顕微鏡は、これまでに多くの物質表面の構造や性質を明らかにし、電子デバイスの性能向上や化学反応の高効率化に寄与してきました。しかし、未来社会に求められる、より省エネで環境に優しい新材料は、構造が複雑で現段階では観察することが難しい状況です。本研究では、新しいコンセプトの元設計・製作した装置をさらに改良することで、開発の進むナノスケール新材料の評価法の確立を目指します。

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役に立つ材料を作るためには、その材料を評価する技術が欠かせません。これまで見ることのできなかった材料の真の姿を明らかにすべく研究を進めます。

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