3月12日、稲盛財団は2021年度稲盛研究助成の対象者50名を発表しました。441件(自然科学系361件、人文・社会科学系80件)の応募から厳正な審査を経て選ばれた、自然科学系40件、人文・社会科学系10件に、1件当たり100万円を助成します。研究に真に必要な経費であれば使途に制限はありません。
稲盛研究助成 は、若い研究者にできるだけ束縛をせずに研究資金を提供し、独創的で多様な研究活動を自由に行ってもらいたいとの思いのもと、1985年から実施しています。自然科学、人文・社会科学の広い分野から、毎年50名が選ばれ、2021年度の50名を含めた助成対象者はのべ1,731名、助成総額は17億2,060万円となります。2022年度の募集は7月1日スタートの予定です。
なお、2021年度稲盛研究助成金贈呈式は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、開催を見送ります。