稲盛研究助成について

真の学問が育つためには多様性と独創性が大切だと考えます。
稲盛研究助成は独創的な研究を行う多様な研究者に対して、1件100万円を助成します。
より多くのアイデアの実現可能性を検証する機会を提供します。

プログラム詳細

1985年から毎年実施している研究助成は、将来の人類社会に貢献する人材の育成を目的として、研究者の方々にできるだけ束縛のない形で研究資金を提供することによって、独創的で将来性のある研究活動を自由に行っていただこうというものです。助成対象者は、自然科学、人文・社会科学の広範な分野の中から、それぞれの権威である著名な先生方によって構成される稲盛研究助成選考委員会の審査を経て選ばれます。 これらの研究者は、多くの応募者の中から選ばれた精鋭であり、また将来、それぞれの分野で先導的役割を果たしていかれる人材です。
2025年度募集要項ダウンロード(PDF)

研究助成の対象

  1. 研究分野
    • 自然科学系
    • 人文・社会科学系
  2. 申請者の資格
    • 2024年4⽉1⽇時点で⾃然科学系は40歳以下、⼈⽂・社会科学系は50歳以下であること。
    • 日本に居住し、募集案内を送付した大学・機関に所属する研究者で、当財団の定めた要件を満たす方といたします。詳しくは募集要項をご覧ください。

本研究助成では指定校制度を採用しております。指定校への追加を希望される大学は、助成ご担当部署より下記の募集期間中に当財団にお問い合わせください。

研究助成の概要

  1. 助成金額:毎年50件、1件につき100万円を贈呈しています。
  2. 助成金の使途:真に研究に必要な資金であれば、特に使途については制限しておりません。
  3. 研究期間:1年ないし2年
  4. 募集期間:7月上旬~7月下旬
審査・選考:提出された「稲盛研究助成申請書」に基づき、稲盛研究助成選考委員会において厳正に審査・選考し、理事会で決定します。 選考委員名簿
申請方法

募集要項を確認の上、募集期間内に専用サイトより申請を行ってください。

申請書様式サンプルダウンロード(PDF)

申請書様式サンプルはあくまで申請内容を検討いただくための参考用です。

申請書記入例はこちら

申請専用サイトへ
FAQ

研究助成対象者

2005年度以降の助成対象者については一覧形式で参照可能です。なお、2018年度以降の対象者については詳細プロフィールもご覧いただけます。 研究助成対象者プロフィール

今年度及び過去の研究助成対象者(一覧)

盛和スカラーズソサエティ

稲盛研究助成を縁に、対象者相互の交流と親睦を深めることでお互いの研究のさらなる発展を願って、1997年に「盛和スカラーズソサエティ(Seiwa Scholars Society:略称3S)」を発足しました。専門分野が細分化され、学問全体が見えにくくなってきている近年、異分野間の横断的かつ学際的な思考の重要性がますます増しています。3S会員は、自然科学から人文・社会科学に至る大変幅広い分野の研究者で構成されており、研究発表、交流会、会報などを通じて、専門分野を越えた交流をはかっています。
 

会員の交流

講演会やポスター発表会、懇親会を通じて会員が相互に交流する機会を提供しています。

 

会員への情報発信

異分野の研究者との交流と親睦を通じて、会員の方々の研究がますます発展することを願って、情報、意見、提案などを幅広く掲載した会報を年に1回発行してきました。近年よりその媒体をデジタルに移行して『3S研究者探訪』や『3S Magazine』として情報発信しています。

 

・連載『3S研究者探訪』

さまざまな分野で活躍する3S会員の研究室を訪ねて、インタビュー記事にしています。
▼これまでの記事の一覧はこちら▼

 

・3S Magazine

3S会員に向けて、会員の紹介や活動情報をはじめ、研究活動に関わる有用な情報をメールにてお届けしています。

 

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